妊娠発覚後「出産」までは長い道のり。「流産」のリスクを知っておく

妊娠発覚後「出産」までは長い道のり。「流産」のリスクを知っておく

「妊娠したい」と思ったならば、日々の生活の中で少しずつ妊娠体質になる努力をして、例えば体を冷やさないように、ストレスをため込まないように、などを気をつけたいですよね。
食事の中身にもちょっと気を使い、無理のない範囲でバランスのよい食事をとることも大切です。
そしてそして、めでたく「妊娠!」となったときには大いに喜んで、お腹に宿った命を大切に大切に育てていきたいもの。
でも一方で、妊娠初期には「流産」のリスクがあることもたしか。とは言え、
「お腹の赤ちゃんは無事育ってくれるかな?」
と心配しすぎることが一番よくありません!
妊娠が判明したらとにかく穏やかに過ごしてもらいたい。心配してもいいことが一つもない。です。でも、「流産」のリスクを少しだけ知ってもらいたくお伝えします。




目次

1.陽性反応が出るのはいつ頃?
2.陽性反応が出ても、妊娠が継続するとは限らない
3.誰にでも起こり得る「流産」
4.初期流産の原因と症状
5.流産の種類
6.流産の経験、私の場合

妊娠反応が出るのはいつ頃?

taionkei
妊娠がわかる時期として一般的に言われているのは、生理予定日から1週間後 というもの。
通常売られている妊娠検査薬に書かれている内容も同じものです。
とは言っても、現実的には、生理予定日頃に妊娠反応があるか確かめられることが多いと思います。
妊活中の女性ならば、生理予定日はかなりはっきりとわかることが多いはず。
その予定日と思われる日に生理がこなければ、

「もしかして?」

と思うのも普通のことで、生理予定日頃に薬局で売られている妊娠検査薬を試してみると、実はうっすら反応が出ることがほとんどです。
生理予定日から1週間経過した時点で妊娠反応を確認したとすると、妊娠5週、生理予定日頃に妊娠反応が確認できたとすると妊娠4週ということになります。

妊娠反応が出ても、妊娠が継続するとは限らない

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妊娠検査薬も今は精度がよいものが売られていることもあり、早い段階から自分で妊娠を確認することができます。
そもそも人間の妊娠率は、他の動物と比べると極端に低いことを考えると、妊娠反応が出たということは「妊娠できる体」であることの証。
でも、妊娠初期には、「流産」のリスクがあることも避けられない事実なんです。

誰にでも起こり得る「流産」

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「流産」とは、妊娠22週未満で胎児が子宮の外に出てしまうか、子宮内で死亡してしまい妊娠が中断してしまうことを言います。
「流産」のそのほとんどは、妊娠12週未満のごく初期に見られる早期流産です。
誰にでも起こりうる可能性があり、一度妊娠すると約15〜20%の確率で経験するものと言われています。
確率は女性の年齢とともに増加し、

35歳で約20%、
40歳で約40%、
42歳で約50%
と報告されています。(杉ウイメンズクリニックのHPより)

私自身、2人の子どもがいますが、2度の流産を経験しています。
1回目は妊娠6週、2回目は妊娠9週でわかりました。
また詳しく書きたいと思いますが、2回目の妊娠9週は、「胎児の心拍確認後」のことです。よく「心拍の確認ができればひとまず安心」と聞きますが、流産を経験した友人の話などからも「胎児の心拍確認後」の流産も少なくはなさそうな気がしています。

初期流産の原因と症状

妊娠12週未満の初期流産は、ほとんどが染色体異常など赤ちゃん側の原因によるもの。
この時期の流産はどう頑張っても避けることができないことがほとんどで、母体側の責任はないことがほとんどです。
症状としては、生理痛のような下腹部の痛みと出血から始まります。
妊娠初期では、痛みも出血もそれほどひどくないことが多いですが、個人差があります。
また、自覚症状は一切なく、検診時にはじめてわかる、というケースもあります。
私の場合、妊娠9週目の検診で「心拍が停止している」とお医者様に言われ、その時点ではじめて流産がわかったという経験があります。

流産の種類

「初期流産」と一言で言っても、赤ちゃんが子宮の中に残っているかなど、その状態によりいくつかの種類があります。
不全流産や稽留流産となった場合には、子宮の中に残ったものを取り出し、きれいにする処置が必要なため、掻爬手術が必要になります。

【完全流産】

子宮の中のものが完全に出てしまった状態。
流産の最終段階。
痛みや出血はしだいにおさまる。

【進行流産】

子宮口が開き始め、子宮の内容物がではじめた状態。
もう止めることはできない。
下腹部痛、出血がある。

【不全流産】

流産が進み、子宮の内容物がほとんど出てしまった状態。
掻爬(そうは)手術が必要。
下腹部痛や出血は続く。

【稽留流産】

子宮内で胎児が死亡している状態。
痛みや出血などの自覚症状がなく、検診時にわかる場合がある。

流産の経験、私の場合

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1度目、妊娠6週での流産は、心拍はまだ確認できていない時期で、下腹部痛と出血から始まり、すぐに病院に行って診てもらいましたが、もう止めることはできない状態で、「不全流産」となってしまいました。
お腹は痛く、「流産」を告げられ、痛みがやっとおさまったかと思ったらすぐに掻爬手術を受けなければならず、ものすごい悲しみを感じながらの悪夢のようでした。

2度目、妊娠9週目の時は、妊娠7週を過ぎたころにはじめて受診し、心拍が確認できていました。2度目の受診となった9週目。
「さあ大きくなったかな?」と期待して診察台に上がったところ、「心臓が動いていません」と告げられました。
赤ちゃんが子宮に残ったままの「稽留流産」でした。
心を落ち着かせ、翌々日に掻爬手術の予約をしました。

以上が、私が経験した流産です。
2度経験しましたが、2人の子どもが元気に生まれ、元気に育っています。
流産は防ぎようのないもので、誰にでも起こるもの。
こんなこともあるのか、と思っておいてもらえたらいいな、と思います。


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