妊娠初期の絨毛膜下血腫!症状と治療法と私の経験談!!

妊娠初期の絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)!症状と治療法と私の経験談!!

妊娠が判明し、赤ちゃんの心拍確認ができる妊娠初期!

まだまだ、小さな赤ちゃんの姿を始めてみてワクワクドキドキ!と同時に、赤ちゃんを守らなくては!と、思うママも多いでしょう。

そんな、妊娠初期に現れやすい症状のひとつが、『絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)』です。

目次

1.絨毛膜下血腫って??
2.症状は??
3.原因は??
4.治療方法は??
5.私が体験した『絨毛膜下血腫』!
6.絨毛膜下血腫になってしまったら・・・

絨毛膜下血腫って??

妊娠初期の絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)!症状と治療法と私の経験談!!

絨毛膜下血腫とは、子宮の卵膜のひとつ、絨毛膜の下に血液がたまっている状態を言います。

妊娠初期は、徐々に大きくなる赤ちゃんに栄養をしっかり届けるために子宮のまわりに多くの血管が生えたくさんの血流が流れるので、妊婦全体の1%から3%もの患者さんがいます。

症状は??

妊娠初期の絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)!症状と治療法と私の経験談!!

★自覚症状がないことも多い(エコー検診時に血腫が見つかる)
★絨毛膜の下にできた血腫が子宮口に近いと大量出血を起こす場合があります。
(大量出血を起こすと、赤ちゃんも流産してしまう可能性もあるので、早急に病院を受診しましょう。)

血腫の大きさは、1cm~8cmと、患者さんそれぞれに大きさが違います。

絨毛膜下血腫は、多くの場合、妊娠初期に発症し、妊娠中期、長くても後期までには、血は子宮に吸収されてしまって無くなってしまいます。

原因は??

絨毛膜下血腫の原因は、分かっていません。

赤ちゃんに栄養を届ける『胎盤』を作る時に、たくさんの血管が出来て、そこへ大量の血液が流れ込むため・・・と言うことは分かっていますが、原因は不明です。

妊娠前や初期に予防ができるものではないので、決して妊婦さんが絨毛膜下血腫と診断されても家族が妊婦さんを責めるようなことはしないで下さい。

治療方法は??

絨毛膜下血腫の治療方法は、基本的には安静です。

出血がなく、血腫も大きくない場合には、自宅安静が一番の治療法です。

安静にしていることで、早く、血腫が子宮に吸収されます。

少し血腫が大きく、茶色の出血がある場合などは、自宅安静と子宮収縮抑制剤の服薬が必要になることもあります。

血腫が大きかったり、出血が多い場合には、入院し、子宮収縮抑制剤の24時間持続点滴と経過観察を行います。

絨毛膜下血腫が重篤な状態になることは稀ですが、中には、流産や早産の原因になることもあるので、医師の指示には従いましょう。

私が体験した『絨毛膜下血腫』!

妊娠初期の絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)!症状と治療法と私の経験談!!

私の妊娠記録

私は、3人の娘を育てるママです。

一人目:何の問題もなく普通分娩で出産!
二人目:『絨毛膜下血腫』で2か月の長期入院と逆子での帝王切開
三人目:切迫早産での長期入院と、帝王切開

ここでは、二人目の『絨毛膜下血腫』の記録をお話ししたいと思います。

妊娠発覚~絨毛膜下血腫~

2011年3月、東日本大震災があってから1週間後に不正出血があり、妊娠発覚!

妊娠は病気では無い!!と思っていました。

当時、東京都に在住していて、お水やお米など生活必需品もなかなか手に入らない時期で、病院に行っての確認は4月に入ってからになりました。

4月の中ごろに病院で妊娠を確認!赤ちゃんの心拍も無事確認でき、次の来院は2週間後…と言われた妊娠9週・・・。

病院に行く前日、妊娠11週に長女と公園に遊びに行った時に、軽く出血したのが気になり、産婦人科を受診すると、受診時には、大量出血になり、生理用の夜用ナフキンが5分で真っ赤に染まる位の大量出血で有無を言わさず、強制入院することに・・・。

当時の治療法は、子宮収縮抑制剤の24時間持続点滴と、止血剤、感染症予防の点滴をして、とにかく寝て過ごすこと。

食事すらも寝たままですませ、排尿・排便は、ベット上での排泄でとっても恥ずかしい思いをしました。

絨毛膜下血腫での母体搬送

妊娠初期の絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)!症状と治療法と私の経験談!!

絨毛膜下血腫で入院してから、3日目で、内診をすることに。

すると、血腫は、入院時よりも大きくなってなんと11cmだいの大きさに。

出血も落ち着くことなく、出続けるため、NICUのある総合病院に母体搬送されることに。

母体搬送後も子宮収縮抑制剤の24時間持続点滴などは続いたものの、寝たままでの排泄と、寝たままでの食事からは解放され、4日目にして初めて自分の足で立ってトイレに行けることに!

自分で起きて、トイレに行け、自分で箸を持って食事ができる幸せをかみしめたのは、おそらく生まれて初めてだったと思います。

(ちなみに、寝たままの食事は、全て一口で口に入る大きさにカットされた副食に楊枝が刺さり、全て楊枝を使って食べたり、具のないお味噌汁をストローで飲んだり、主食の御飯も一口だいのオニギリでした。)

絨毛膜下血腫~退院・経過観察~

その後は、血腫も大きくなることは無く、11cmだいを維持したまま・・・

しかし、出血量は日に日に少なくなり、妊娠20週までには、ほとんどの出血が無くなったのです。

出血が無くなったタイミングで、退院の話が出始め、あっという間に退院することに!!

退院後は、血腫の大きさはもちろん、再出血の場合は、再入院になってしまう恐怖と、早産の恐怖におびえながら、自宅で安静に過ごしました。

結局、私の絨毛膜下血腫は、妊娠30週まで残りましたが、徐々に子宮に吸収され、妊娠35週までには、絨毛膜下血腫の全てが消失していました。

お腹の中の赤ちゃんが逆子だったため、妊娠38週に予定帝王切開にて出産をしました!

絨毛膜下血腫になってしまったら・・・

妊娠初期の絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)!症状と治療法と私の経験談!!

もし、絨毛幕下血腫になってしまったら・・・

まずは、医師の指示に従い、安静にしていることが大切です。

安静にしていることで、子宮への吸収が早く行われるようですし、子宮収縮抑制剤は、飲んでいると、副作用で、息切れや動悸、熱感などで本当に辛い副作用を経験する人も少なくありません。

妊婦さんは、ストレスをためないように、過ごすことはもちろん、家族にサポートしてもらいながら、安静に過ごせる環境を整えましょう。

また、妊婦さんの家族の方は、『寝ているだけで!』や『楽だな…!』など決して、妊婦さんを責めるような発言はしないで上げてください。

ストレスは、お腹の中の赤ちゃんにも悪いですし、何より、寝ているだけ…と言うのは本当に辛いことですから・・・。

妊婦と赤ちゃんを守るため、家族やファミサポなどを利用しながら、安静にできる環境を整え、出産に向けてサポートしてあげましょう。


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