溶連菌感染症

2018年夏もひそかな流行をみせる『溶連菌感染症』!大人が感染すると症状が重くなる?

夏になると流行る感染症は主に3つ

1:プール熱(咽頭結膜熱)
2:ヘルパンギーナ
3:手足口病

と言われていますが、このほかに今年ひそかに流行しているのが『溶連菌感染症』!
記事を書いている我が家でも感染が拡大し、家族全員が溶連菌に感染するという恐ろしい事態になってしまいました。
今回は、そんな経験から、注意したい溶連菌感染症について症状、治療法、予防方法までまとめてみようと思います。




目次

1.夏に感染症がはやるわけ
2.夏に流行る主な感染症の症状と治療法
3.溶連菌感染症の症状
4.溶連菌の治療方法
5.溶連菌の合併症
6.治療中に自宅でできること
7.家族感染をふせぐために
8.溶連菌の予防方法
9.2018年我が家で大流行した溶連菌について
10.まとめ

夏に感染症がはやるわけ

夏に流行るウイルス性の感染症をおもに『夏風邪』と呼びます。
多くの夏風邪の発症時期は、5月~8月に流行りますが、なぜこの時期に夏風邪が流行るのか?

・夏の暑さで体力を消耗する

まず、日本の夏は高温多湿で、食欲をなくす方が多いです。
日が長くなることやアウトドアスポーツ、花火やお祭りなど夜活動するイベントが増えることで生活習慣が乱れることも体力消耗の一つの理由になります。

・ウイルスが活発に動く時期

夏の高温多湿の時期は、ウイルスにとっても活動期!
活発に活動することから、夏にウイルス性感染症が多く出てしまう原因になります。

・プールやお祭り、フェスなど人が多く集まる場が多い

夏は、プールやお祭り、フェスなどの多くの人が集まるイベントが開催されます。
そこに、感染症を患った人が一人いるだけで、人から人へと感染をいていきます。

夏に流行る主な感染症の症状と治療法

治療法
夏に流行る主な感染症の症状と治療法についてもご紹介します。

①手足口病
症状:手足、口の中に水疱や口内炎ができます。
   発熱後水疱や口内炎ができることが多いですが、下痢や風邪症状の後に水疱や口内炎が出ることもあります。
治療法:手足口病には治療法はありません。
    症状を緩和する対処療法を行いながら水疱や口内炎が消えるのを待ちます。
    しかし、口内炎が喉の近くにできると水分をとることもできなくなる場合があるので、その時は点滴治療や入院治療を行うこともあります。
    時に、髄膜炎になることもあるので、注意が必要です。

②ヘルパンギーナ
症状:長引く高熱とのどに口内炎ができます
治療法:ヘルパンギーナへの治療は、対処療法になります。
    水分を多めにとるよう気を付けながら、脱水にならないよう注意をしましょう。

③プール熱(咽頭結膜熱)
症状:高熱とのど、両目の炎症で死亡例も報告されうほど重症化しやすい病気です。
治療法:プール熱への特効薬はなく対処療法で乗り切るという治療になります。 
    目の充血については、抗生剤やステロイド、抗ヒスタミン薬などを使って充血を取る治療をします。

他にも、「流行性結膜炎」「水イボ」「風疹」「リンゴ病」などが夏に多く流行る感染症です。
夏風邪の多くが、抗生物質がきかないので、対処療法で症状を和らげながら安静にすることが一番の治療法になります。
汗を多くかく時期なので、高熱や下痢、嘔吐がある場合は特に脱水に注意しましょう。

溶連菌感染症の症状

夏に流行る感染症の一つ「溶連菌感染症」の症状です。
まず、溶連菌というウイルスは、のどについて喉で繁殖するウイルスです。
溶連菌の症状には
・のどの激しい痛み
・喉の違和感
・高熱
・いちご舌
・手足に小さな発疹
・リンパ節の腫れ

などが主な症状として現れます。

溶連菌の治療方法

薬
溶連菌の治療法には、『抗菌剤』が処方されます。
薬を飲み始まるとすぐに熱がさがりますが、菌をしっかり退治しないと、合併症を起こすため処方された薬は最後まで飲み切ります。
また、のどの痛みが激しい場合には、水分を飲み込むのも一苦労ですが、しっかり水分を補給し、脱水を予防しましょう。

溶連菌の合併症

溶連菌の一番怖いところは、「合併症」です。

薬をちゃんと飲まないと
・リウマチ熱
・急性糸球体腎炎
・アレルギー性血管性紫斑病

などの合併症になってしまうこともあるのです。

治療中に自宅でできること

雑炊
溶連菌の治療を開始したら、熱が下がるまで自宅で静養しましょう。
薬を飲み始めると約1日~2日でウイルスは感染力を失いますが、体力は消耗しています。
新たな夏風邪にならないためにも、ゆっくり過ごすことが大切ですね。
また、
・水分補給
・十分な睡眠
・のど越しのよい食べ物を食べる

などで体力を回復させましょう。

家族感染をふせぐために

溶連菌と聞くと、多くの方が『子供の病気』と考えがちですが、大人にも感染します。
また、3才未満の子供の場合、高熱が出ないことがありますが、大人だと39度を超える高熱が出ることもあります。
家族間での感染を防ぐために、
・家族間でのタオルの共有をやめる
・食事のちょっとちょうだいをやめる
・残り物をもったいないからと食べない

など、子育て中のママがやりがちなことは夏の間はやめておきましょう。

溶連菌の予防方法

溶連菌感染症は飛沫感染で人から人へと感染をします。
咳やくしゃみなどで近くの人に感染するため、予防にマスクは有効です。
家族1人が感染すると同じ空間で過ごす家族も50%が感染するという感染力の高い溶連菌。
家族間での感染を防ぐためにも、マスクをつけましょう。

2018年我が家で大流行した溶連菌について

2018年我が家でも溶連菌が大流行しました。
まず、家族構成ですが
夫、私、12歳、9歳、5歳、2歳の6人家族です。
噂で保育園や幼稚園、学校で溶連菌などの夏風邪が流行っているという噂は聞いていたものの、体力にだけは自信がある我が家には無関係な話だと思っていました。
が、

6月2日になってすぐ、5才が発熱病院へ行くも風邪薬をもらい帰宅。
4日になっても熱が下がらず、もう一度病院へ そこで溶連菌感染症に感染していたことが分かり、治療開始。
5日、2才の娘が食事を食べたがらない症状で、病院へ、すぐに検査すると溶連菌でした。

7日、12才の息子が、発熱とのどの痛みで病院へ、やはり溶連菌…
8日、夫が38度の熱で会社を早退。寝れば治ると夜中に40度を超える高熱が出る。
9日、41度の高熱で病院へ、やはり溶連菌…

ここで残ったには、私と9才の娘!でも…

10日に私が発熱、39度で病院へ、溶連菌…

そして、間が空き15日に2才の娘が手足口病になったあと

22日、9才の娘が発熱、溶連菌感染確認…
(その後は、全員熱も下がり元気に生活しています)

病院の先生も笑ってしまうほど6月は毎日病院通いの日々…。

夏風邪と侮るなかれ。
大人は、子供よりも症状が重く、夫は本当に2日間『俺、死ぬかも』なんて弱音を吐くほどの辛さ…。
まだまだ、夏は始まったばかりで、これからも多くの感染症を子供たちはもらってくるでしょう。
みなさんも、夏風邪には気をつけてくださいね。

まとめ

今回は、溶連菌感染症についてまとめてみました。
たかが風邪だからとほっておくと、恐ろしい合併症を併発する可能性もある恐ろしい病気であることがお分かりいただけたと思います。
早めに病院を受診し、溶連菌をしっかり退治して、楽しいアウトドアを満喫する年にしましょう。


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