化粧品選びによってアトピーを悪化させないようすることは可能です。
アトピーにおけるスキンケアでもっとも重要なことは、皮膚を清潔に保つこと、乾燥 から肌を守るための保湿を十分にすることです。 アトピー肌には肌と同じ弱酸性の刺激の少ない洗顔料がおすすめです。
アトピー肌は保湿成分であるセラミドが不足していますので、セラミドや保湿成分のコラーゲンやヒアルロン酸が配合された化粧品が良いでしょう。
また、皮脂に似た成分のスクワランオイルや鎮静作用のある馬油や化粧水もおす すめです。いずれにしてもアトピーの敏感な肌に刺激を与えない製品を選択することが大切です。
メディカル
アトピー
アトピーのお手入れ
アトピーとは?
アトピー性皮膚炎のことで、皮膚の炎症を伴うもののうち、アレルギー反応と関連があるもの、先天性の過敏症の一種をさします。アトピーという言葉自体は医学用語で気管支喘息、鼻炎などのほかのアレルギー疾患にも使われますが、日本に おいては皮膚炎のことを指すことがほとんどです。
アトピーの詳細な原因はよくわかってはいないのですが、食べ物やダニなどのアレルギー物質によるものや、ストレスや 乾燥肌といったアレルギー以外のものだと考えられています。
特徴としては、先天的に角質層のセラミドが不足しており、乾燥して表面が白い粉を吹いたり、赤い湿疹、結節などができ、 激しい痒みを伴います。原因となるアレルゲンを特定することが難しく、また代表的なアレルゲンであるダニやハウスダスト などを環境から完全になくすことも困難であるため、現在のところ医学的根拠のある根治治療ははありません。
アトピーのお手入れ法
要注意「化粧かぶれ」
長年同じ化粧品を使っていて自分のお肌にあっていると思っていたのに、ある日突然化粧かぶれを起こした経験は ありませんか?
化粧かぶれは2種類に大きく分けられます。
- 接触皮膚炎
- 累積皮膚炎
1の接触皮膚炎はいわゆるアレルギー反応などで、使ってすぐに化粧品に含まれる原料にかぶれるのでそれほど大問題ではありません。かぶれたらすぐに使用を止めればたいていは収まります。
問題は2番目の、累積皮膚炎です。
長年かけて少しずつ少しずつ気づかないうちにお肌に負担をかけ、ある日突然かぶれを起こす特徴があります。
累積性皮膚炎の原因
石油系の化粧品は、短時間でアレルギー反応を起こすことが少ないので、その毒性を見逃しがちです。
洗顔後、化粧水や乳液を付けなければ、顔がつっぱるのは、化粧品に含まれている合成界面活性剤(水と油を混ぜ る成分)が、皮脂膜を溶かすことによって起こる軽い炎症です。
それに気づかずにさらに合成界面活性剤入りの洗顔を使い、つっぱるので人口油入りの乳液を塗る・・・。 このようなサイクルを繰り返して肌が本来持つバリアをすこしずつ破壊してしまい、、ある日突然本格的な皮膚炎、 化粧かぶれが起こります。目に見える症状が出ていないうちに化粧品油性原料は肌に蓄積し、数年後に肌が耐え切 れなくなったときに突然症状が現れます。
長年使用して蓄積した慢性毒素なのでなかなか排出されず、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、合成界面活性剤などの 有害成分がバリア機能を失った表皮の基底細胞にまで侵入して、メラニン細胞を刺激してシミ、ソバカス、果ては黒 皮症の原因にまで発展します。
では、化粧品を使わなければ肌荒れとは無縁?というわけではないのですから、悩ましいところです。
ただ、化粧品を使うならば、できるだけ肌に優しいものを選ぶことが大切だということになるでしょう。