メディカル

アンチエイジング

What?アンチエイジング・・・

最近良く耳にするけれど、実際どんなことをするの?どんな効果があるの?

アンチエイジングとは、日本語で「抗老化」「抗加齢」という意味。
つまり老化を防ぐ予防医療です。
時間や老化を止めることはできませんから、老化する速度をゆるめるための、予防医療です。
サプリメントやホルモン補充療法などの、内側から若返りをはかる全身的な老化防止策が、 代表的なアンチエイジングとして知られています。

老化の四大原因

  1. 光老化
  2. 皮膚の乾燥
  3. 細胞の酸化
  4. 皮膚の菲薄化

1.光老化

紫外線によるダメージ

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2.皮膚の乾燥

女性は20歳をピークに年齢とともに角質の潤いを保つ天然保湿成分が減少していきます。
乾燥にさらさられると、小ジワなどの老化の特徴が表面にあらわれてきます。

皮膚の潤いを保つ3つの成分

1.天然保湿因子(NMF)

肌が本来持っている天然の保湿成分。
角質層にあり、主にアミノ酸や尿素などで構成されています。
角質細胞全体に潤いを与え、しっとりした肌にするはたらきをします。

2.角質細胞間脂質

角質細胞は120層も積み重なり、その間をセラミドを主体としたコレステロールと、脂肪酸などの脂質分子と水分子が幾重にも並んだ多重層構造で保水するはたらきをします。

―― この2つの成分の水分が乾燥により奪われると、細胞はしだいにしぼみ、角質の弾力を失います。
新陳代謝が低下して古い角質が残ることにより細かい亀裂ができます。
これが小ジワとなって目に見えてきます。

3.皮脂

汗などの水分と皮脂はアミノ酸などにより乳化されて皮脂膜となり、角質が乾燥しないように肌を覆っています。
これが天然のクリームとなって角質が乾燥するのを防いでいます。

しかし女性ホルモンの影響で20歳をピークに皮脂分泌量が大幅に減少しはじめるので、皮膚が乾燥しやすくなります。
また、皮膚にはりや弾力をもたらす線維芽細胞は、皮膚が乾燥すると活動が鈍くなり、エラスチンやコラーゲンの生成が減少するため、たるみやシワが助長されます。

3.細胞の酸化(フリーラジカル)

 

本来酸素は生物にとって極めて有毒であり、生命は酸素の中で生存することはできませんでした。進化の過程で酸素のエネルギーを活用できる生物が生まれ、人類にまで進化したといわれています。

呼吸や食事などで体内に取り込まれた酸素の一部が化学的に活性してできる活性酸素は、脂質と結合して細胞を酸化させていきます。細胞が酸化すると、ガンや生活習慣病を発症しやす くなるともいわれています。

間違った解釈をしてはならないのは、活性酸素は老化現象の直接的原因にはなりません。活性酸素は、ストレスや喫煙、環境、食生活によって発生しやすくなりますので、それらの外的要因が老化を招いていると考えられます。 外的要因を減らすことが老化を遅らせる近道かもしれません。

 

4.皮膚の菲薄化

 

真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少すると、肌が菲薄化(薄く) していきます。コラーゲンは皮膚の真皮にも非常に多く、皮膚の強さを生み出すはたらきがあります。
しかし、20〜30代をピークに、生成量の低下や新陳代謝の低下がおこるため、 肌がたるみ、ハリが失われます。

 
 

アンチエイジング3大対策

いつまでも若々しくあるために―――アンチエイジングにつながる3つの対策

抗酸化対策

活性酸素の発生を抑えるには、活性酸素を発生しやすい外的要因を減らすことと、抗酸化物質を摂取することで抑制することができます。
抗酸化物質には、コエンザイムQ10、ビタミンC、βカロチン、ビタミンA、ポリフェノールなどがあります。
食品で摂取するほか、サプリメントで摂取する方法もあります。
また、抗酸化作用があるといわれているEDTA(エチレンジアミン四酢酸)と呼ばれる合成アミノ酸を、ビタミンやミネラルと共に定期的に点滴するキレーションと呼ばれる治療法が、体内の有害重金属の除去を目的として注目されています。
アンチエイジング治療を行える美容施設でも受けられる治療ですが、キレーションによって老化が防げるわけではありません。

抗酸化作用のあるサプリメント

コエンザイムQ10、アセチルLシステイン、αリポ酸

デトックス

ダイオキシンなどの有害化学物質、水銀や鉛などの有害重金属をからだの外へ排出することを目的とした健康法を 「デトックス」といいます。デトックスには、食事療法、汗をかく、デトックスサプリメントを摂取するといったさまざまな 方法があります。
毒素の75%は便として、20%は尿として、3%は汗、2%は毛髪と爪から排出されますので、腸内環境を整え、便通をスムーズにしておくことも重要なデトックス法のひとつです。

ホルモン治療

加齢とともに不足するホルモンを補うのがホルモン治療です。
老化防止を目的とするよりもホルモン不足による体調不良を軽減することを目的としています。
ホルモン治療を施したからといって、老化を防ぐことができるわけではありません。

加齢とともにホルモンの分泌量が不足し、個人差はありますが、さまざまな体調不良が現れてきます。
女性の閉経時に起きる更年期障害(最近では男性にも更年期があることがわかってきました)の体調不良は、ホルモンレベルが落ちることにより起きるため、足りなくなったホルモンを補充し、身体の不調を軽減する治療「ホルモン補充」療法が注目を集めています。

ホルモンの分泌が減ると次のような症状が現れてきます。

体脂肪の増加、記憶力の低下、骨密度の減少、性欲の低下、免疫力の低下、毛髪の減少、筋肉量の低下、運動能力の低下、痴呆、抑うつ感

ホルモン補充の方法

医療機関で血液や唾液からホルモン量を検査し、その結果によって不足しているホルモンを補充します。
成長ホルモン、メラトニン、性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロン、性ホルモンの前駆物質のDHEAやプレグレノロン、甲状腺ホルモンなどが現在日本の医療機関で処方されています。