子供ジャンプ

子供に多いケガ『捻挫』!足首の急な痛みの応急処置と骨折との見分け方

子供は外でたくさん遊びますよね。
すると、時には、『ジャンプの拍子に』『走っていて』『階段で』足首をくじいてしまうことがあります。
この捻挫、甘く考えていると、後遺症が残ることもあるのです。

今回は、捻挫の正しい対処法と、骨折との見分け方、捻挫の後遺症を防ぐ方法までご紹介します。




目次

1.捻挫ってどういう状態?
2.捻挫と間違えやすいケガ
3.捻挫した時の正しい応急処置
4.捻挫で後遺症?一生苦しまないために
5.痛がる場合は、病院へ
6.まとめ

捻挫ってどういう状態?

捻挫
人間の体には200ほどの骨と、260もの関節があります。
中には超人的な人もいますが、多くの人の関節には可動域があり、動く範囲はある程度決まっています。

手首や足首を回すと、回る範囲が決められているのが分かりますよね。

多くの骨と骨の間にはある程度のすき間があり、骨同士がぶつからないようになっています。
そして骨と骨の間をつないでいるのが、「靭帯」で、この靭帯が骨と骨をつなげているのです。

その靭帯に無理な力がかかって靭帯などが損傷してしまった状態を『捻挫』と呼ぶのです。
そのため、医師によっては、「捻挫」ではなく「靭帯損傷」と呼ぶ場合もあります。

捻挫と間違えやすいケガ

捻挫は、骨と骨をつないでいる靭帯が損傷した場合に起きるケガですが、実は、捻挫と間違いやすいケガもあるのです。

①剥離骨折(はくりこっせつ)

骨と骨をつなげているのが、靭帯ですが、この靭帯が骨からはがれた状態を「剥離骨折」と呼びます。
捻挫と一番間違いやすいケガで、何日たっても治らないので、病院に行ってみると「剥離骨折」だったという場合があります。
ほっておくと、骨が浮いた状態になり、スポーツなどで運動制限が必要になる場合もあるのです。

②骨折

骨折と捻挫では、痛みのレベルが全く違うので、気づかない事は少ないと思いますが、脚の指の骨折を捻挫と勘違いしてしまったという場合があるようです。
骨折している部位や状態によっては、手術が必要になる場合もあるので、なかなか痛みが引かない場合には、早めに病院へ行くようにしましょう。

他にも、腓骨筋腱脱臼、腓骨筋腱炎、腱鞘の損傷などのケガと間違えてしまうことがあります。
適切な治療を行うとすぐに治るものも、ほっておくと後遺症に悩まされる方もいます。
「たかが捻挫」と軽く考えない方が良いようですね。

捻挫した時の正しい応急処置

救急箱
捻挫をしてしまった場合、最も大切なのは、これ以上痛み・腫れ・内出血を悪化させないように応急処置が必要になります。
捻挫をした場合の応急処置の基本は

・安静(Rest)
・冷やす(Icing)
・圧迫(Compression)
・挙上(Elevation)

で、それぞれの頭文字をとって『RICE(ライス)』と呼ばれています。

幹部を冷やし、圧迫固定をして心臓より高い位置に幹部を上げ、安静に過ごすことで早期完治が望めます。

捻挫で後遺症?一生苦しまないために

捻挫は、運動やスポーツ中に起きるものばかりではありません。
最も有名で、後遺症にもなってしまう捻挫に「むち打ち」があります。

むち打ちとは、衝突事故などで強い力がかかり、首などの靭帯がムチのように動き、靭帯を損傷する状態をさします。

「頸椎捻挫」とも呼ばれるむち打ちには、生涯、後遺症に悩まされるなどの二次的疾患とも言われています。

症状には
・首、頭の可動域が狭くなる
・激しい肩こり、腰痛
・全身にまで広がる痛み
・握力が極端に下がる
・目の疲れ、めまい、吐き気
・息切れ、動悸など

症状は多岐にわたり、日常の生活に支障を及ぼすものもあります。
事故後すぐには、症状が出なくても、数日、数週間たってから症状が現れることもあります。

たかが捻挫、と軽く考えている事が最も危険なのです。

痛がる場合は、病院へ

病院
子供が、捻挫をした場合、捻挫直後は遊びや仕事に集中していて、捻挫したことも忘れてしまっていることもあります。
スポーツ選手などが、骨折していても、試合を続行してしまう状態と似ているのかもしれませんね。

帰宅後、捻挫をした部分を痛がる場合には、早めに病院や接骨院で治療を受けることが大切になります。

そして、痛みが回復したら、幹部をゆっくり回りたり、動かしたりと、また捻挫をしてしまわなような予防を心がけましょう。

まとめ

今回は、捻挫についてまとめてみました。
「ちょっと捻っただかだから…」
「ちょっと転んだだけだから…」
「ちょっとぶつかっただけだから…」

と甘く見ず、腫れが引かない、内出血がひどくなる、痛みが強い場合には、早めに病院や整骨院での治療を行いましょう。

これから、春の運動会シーズンです。
子供が楽しく、運動できるように、捻挫の対処方法を覚えて、捻挫をした場合は早期対処してあげてくださいね。


関連記事


ランキング


おすすめ記事