KinKi Kidsの世界は極めて平和。今年、人気再沸騰しているそのワケは・・・?

KinKi Kidsの世界は極めて平和。今年、人気再沸騰しているそのワケは・・・?

世間はSMAPに騒いでいるが、一歩、音楽ファンの世界に踏み込むと、SMAPファンをはじめ、最近たくさんの女性がKinKi Kidsに流れてきていることが明らかだ。
その現象はCDの売り上げや、コンサートの動員数にも反映されている。

今年デビュー20周年目に突入したKinKi Kids
アラサー女子の小学校や中学校のころの思い出は、KinKi Kidsの音楽に彩られていることも多いはず。
ジャニーズ初の関西デュオで、いついかなるときでもすごく面白いのに、常に和やかな雰囲気が漂っていて、品性と知性を感じられる。
今回はそんなKinKi Kidsの知られざる魅力を、掘り下げてみよう。




目次

1. 2人組だからこその魅力
2. 2人の関係性
3. 楽曲のよさ
4. いつまでも消えないガラス色

2人組だからこその魅力

あなたは「光一派? 剛派?」
この質問、アラサー女子なら懐かしさを感じることだろう。
たいていの女子が子供のころ、この話題で盛り上がったから。

2人組だからこその、さまざまなこと。
KinKi Kidsの場合は、それがすべて魅力につながっている。

ジャニヲタと呼ばれるジャニーズ好きな人たちの間でも、 KinKi Kidsファンは、落ち着いたタイプの大人な女性が多い、といわれている。
それは、KinKi Kidsのふたりがおだやかな人間性ということもあるが、
2人組みということも大きな理由になっているだろう。
ジャニーズのコンサートといえば、お手製の派手なうちわで「○○くんLOVE」などアピールすることが一般的である。
それは自分の気持ちをアピールしているだけではなく、好きなアーティストのファン数の多さをアピールしていることでもある。
でも2人しかいないKinKi Kidsでは、そこまで対抗心を燃やす必要もなく、また「KinKi Kidsの2人」が好きなファンも多いため、ファン同士の争いがあまり起こらないのだ。
だからこそ、 KinKi Kidsのファン愛は大きくあったかい感じがするのかもしれない。

2人の関係性

KinKi Kidsの2人は、一見とてもイメージが似ていると思う。
世間的には、どっちが光一? どっちが剛?と思われていることだろう。
だからこそKinKi Kidsという存在は、大きく、色濃いものになれる。
でもよくよく見ていると、生まれながらの資質として、この2人は役割分担ができているように感じてくる。
バラエティ番組では、光一が無邪気な天真爛漫さを、剛が大人のやさしさを見せる。
音楽活動においては、光一がジャニーズの王道であるミュージカル、剛が独自の世界を切り開くミュージシャン活動と、両極端な活動をしている。
ジャニーズのイメージそのもののキラキラとした王子様衣装に身を包み、歴史ある帝国劇場で毎年毎年すばらしいクオリティのミュージカル「Endless SHOCK」を続ける光一。
独創的なファッションで、平安神宮やテントのような特設ステージで、めちゃくちゃマニアックなライブを行う剛。
光一は、ステージ上のワザの中でも、フライングが得意中の得意で、命綱なしのフライングの技術は日本一とまでいわれる。
また階段落ちなどの大技も、積極的に取り組んでいて、誰が見てもすごさがすぐにわかるステージ演出をしている。
剛は、ファンクという、あまり世間的にはなじみのないジャンルの音楽で、ジャニーズ初のことばかりを成し遂げている。
「くにをつくる」等、まるで宗教のような色濃い活動を発展させている。
こだけ、 2人の才能のレンジが広いからこそ、グループ結成時から、たった2人でもグループが成り立つと判断されたのだろう。
ちなみにKinKi Kidsは、ジャニーズ初のデュオである。
ソロでもなく、大人数グループでもないからこそ、 KinKi Kids、堂本光一、堂本剛の3つがバランスよく輝いているのだと思う。


楽曲のよさ

ジャニーズの中で最も歌がうまいグループといわれるKinKi Kids。
だからこそ、吉田拓郎をはじめ、大御所ミュージシャンとの番組「LOVE LOVE愛してる」など、若いころから音楽的な活動に力を入れられてきたのだろう。

堂本光一は「ジャニーズなのに歌唱力が高いアーティスト」という感じだが、
堂本剛にいたっては「テレビに出ているアーティストなのに歌唱力が高い」とさえ言いたくなってくる。
(なぜだか知らないが、本当に歌唱力の高いアーティストはテレビに出ない、という現象はいつの時代も消えないらしい)
そんなKinKi Kidsの楽曲は、実に奥が深い。
特に最近の作品では、一度や二度、漠然と聞いただけでは口ずさめないような、難解な作品も少なくはない。
それこそが、KinKi Kidsの選曲のこだわりなのかもしれない。
やはり難解な曲を歌いこなしているほうが、ミュージシャンとしての能力の高さがわかるから。
また、「薔薇と太陽」では、光一は踊り、剛はギター弾き語り、という、それぞれの個性を前面に押し出したKinKi Kidsならではの演出で見せてくれた。
そんな大胆なことも、さりげなくやってくれる彼らは、追っていてとても楽しい。

いつまでも消えないガラス色

KinKi Kidsといえばデビュー曲「硝子の少年」の上に、すべての楽曲イメージがある、といっても過言ではない。
逆に言えば、「硝子の少年」がなければ、KinKi Kidsとは今とは違うキャラクターだった気がする、ということ。
そのくらい、わたしは彼らの中に「硝子」のイメージをもっている。
バラエティ番組でふざけていても、コンサートのMCがどれだけ長くても、彼らの中にはガラスのような輝きと繊細さと美しさが、あるように感じるのだ。
KinKi Kidsの持つ空気には、まったく毒がない。
37歳になっても消えないその魅力は、きっと今後一生消えないだろう。
20周年を迎える今、改めてKinKi Kidsを見つめてみて、そんな安心感をわたしは抱いた。


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