今更聞けないシリーズ!豆まきの真実!!
毎年、この季節を楽しみにしている方多いのではないでしょうか?
(私は楽しみで楽しみで…)
普段、家事育児を手伝わない夫へ、思いっきり豆を投げつけても怒られない日ですよ!!(●´ω`●)
でも、なぜ鬼に豆を投げるのか、子供のころ不思議に思いませんでしたか?
今回は、今更聞けないシリーズ第4弾で豆まきについてまとめてみようと思います!!
目次
1.豆まき(節分)の由来
2.節分とは…
3.鬼は豆が嫌い?
4.豆以外に鬼が嫌いなもの
5.柊とイワシの頭の飾り方
6.豆まきをして福を呼び込む!
7.実は間違いだらけ?正しい豆まきの仕方
8.豆まきをする時間帯
9.豆まきの順番
10.まいた豆を食べる?
11.まく豆の種類
12.豆まき後の簡単掃除の仕方!
13.豆まき後の豆を調理する
14.大豆を使った簡単レシピ
15.まとめ
豆まき(節分)の由来
2月3日と聞くと、「節分」と「豆まき」ですよねぇ!
私は子供のころ、鬼に豆を投げつける楽しい日!と節分を考えていました。
ですが、大人になり、さすがに子供に「なんで鬼に豆を投げるの?」と聞かれ節分と豆まきについて調べることに!
大人になったのに、いまだに、ストレス発散の楽しい日!なんて言ってられないですもんねぇ(/ω\)
節分とは…
節分とは、本来季節の変わり目の事をさします。
もともと、日本での節分は立春・立夏・立秋・立冬とそれぞれの季節の変わり目の前日を指す言葉がありました。
中でも、立春2月4日は、昔1年の始まりとされとても大切にされていたため現在では、2月4日の前日2月3日を節分と呼ぶようになりました。
鬼は豆が嫌い?
節分に、なぜ鬼に豆を投げつけるのか、気になったことありますよねぇ!
鬼と闘おうと思うなら、玄関にバットを置いておいた方が利口な気がしますが、実は鬼は豆が嫌いなんです。
なぜ、こんなに小さくて美味しい豆が嫌いなのかというと、
昔、鬼は「厄」の象徴とされてきました。
その厄を年はじめに払うために用いられたのが豆でした。
この豆、昔から穀物には「邪気を払う霊力」があると信じられてきました。
他にも、いろいろな説があり、実際に鬼を退治した方が炒った熱々の豆を投げつけて鬼を撃退した話。
単純に「魔を滅する」→「まをめっする」→「まめ」と言葉遊びという説などいろいろな説がありますが、とにかく鬼は豆が苦手なんですねぇ!
豆以外に鬼が嫌いなもの
「鬼に金棒」ということわざがあるほど、鬼は強いと思われていますが、実は豆以外にも、鬼の苦手なものがあったんです。
それは、
いわしの頭
ひいらぎの葉
なんです。
鬼は臭いものが苦手らしく、玄関にイワシの頭が置いてあると、その家には近寄らないといわれています。
そして、柊の葉は、見るからにとげとげしていますよね。
このトゲが魔除けとされているんです。
今でも、風習を大切にされているご家庭では、柊に、イワシの頭をつけて玄関などに置いておくご家庭がありますよね。
柊とイワシの頭の飾り方
では、この柊の葉と、いわしの頭の飾り方です。
・用意するもの
イワシの頭…1つ
葉のついた柊の枝…1本
・作り方
①イワシの頭をこんがりと焼きます。(丸々1匹焼いた後に頭をとってもOK!)
②柊の枝の先にこんがり焼いた鰯の頭を刺します。
③玄関先やガレージの門などに飾ります。
豆まきをして福を呼び込む!
豆まきでは、必ず『鬼は~外!福は~内!』と言いながら豆まきをしますよね。
邪悪なものを払い、福を呼び込むためにする掛け声なんですよね。
福をたくさん呼び込むためにも今年も張り切って、豆まきしましょう(^◇^)
豆知識ですが、一般的には、「鬼は外、福は内」ですが、東京浅草寺では、「千秋万歳福は内(せんしゅうばんざいふくはうち)」というそうです。
地域によっても違う掛け声があるんですねぇ!!
実は間違いだらけ?正しい豆まきの仕方
本当の豆まきの仕方って皆さんご存知でしたか?
ここからは、勘違いしているかもしれない豆まきの仕方について書いてみますね。
豆まきをする時間帯
一般的に、豆まきは、夜にしている家庭が多いですよね。
私も、子供のころから鬼は夜、現れるものだと思っていました。
が、実は昼間に豆まきをしても特に問題はありません。
都合の良い時間帯、また近所迷惑にならない時間帯に豆まきをしましょうね。
豆まきの順番
豆まきって皆さんは、お家のどこから始めていますか?
分かりやすく、玄関?
それともトイレ?
実は、豆まきをするのも順番があったんです。
『北東→南東→南西→北西』の順に部屋を回って豆まきをしましょう。
また、地域によっては玄関の方へ鬼を追いやるイメージで、玄関から離れた部屋から豆まきをする地域もあります。
まいた豆を食べる?
豆まきをした豆は、豆まき後に食べますよね!
歳の数だけ食べるとされていますが、20才を過ぎたころから豆の数が多すぎて大変…
(アラフォーの私は、豆だけで満腹になっちゃいます…)
特に歳の数にはこだわらず、美味しく食べれる分だけ豆を食べればよいようです!!
まく豆の種類
鬼を退治するために使われる豆は、どんな豆がよいのでしょうか?
まず、スーパーで売られている大豆は、ほとんどが炒られているのでスーパーで購入された場合はそのまま使ってOK!
でも、生の大豆を買ってしまった方は、大豆をフライパンで炒ってから豆まきに使いましょう。
この時、注意が必要なのが、熱々の豆を鬼役(お父さんなど)に投げつけると火傷をしてしまうので、熱が取れてから投げましょうね!!
また、大豆以外にも、地域によっては落花生で豆まきをする地域もあるようです。
さらに、豆まき後の掃除や衛生面を考えて、小袋入りの大豆を豆まきに使うのもOK!
それぞれの家庭の状況に合わせて、豆の種類も選びましょう。
豆まき後の簡単掃除の仕方!
豆まき後、主婦の一番の悩みが、掃除…。
夜豆まきをするので、掃除機は近隣迷惑になるかも…
と、掃除機がかけられず、豆だらけの中寝るなんて嫌ですよね。
小さな子供がいると、豆を踏んずけて粉々になっちゃったり…(涙)
そんなときにオススメの掃除方法は、ホウキで集める!が一番!
ホウキ自体も、100円均一で購入できるので、オススメですが、部屋にまいた豆は食べなければなりません。
ホウキで掃除した豆を食べるのに抵抗がある方は、
豆まき後の豆を調理する
豆まきで部屋にまいた豆は、鬼を退治した縁起の良いもの。
なので、基本的に部屋にまいた豆は食べるのが良いとされています。
でも、たくさんの豆を食べることができない!!
という方、ご安心ください!
大豆を使った簡単レシピ
ここでは、大豆を使った簡単レシピをご紹介します。
用意するもの
・お米
・お水
・大豆
・塩
・ゴマ
作り方
①豆まきをして、部屋にまいた豆を集める。
②集めた豆をよく洗い、水をきる
③普通にお米を研いで、お水を調整しながら入れる
④洗った大豆と、塩少量を入れる
⑤炊飯器のスイッチを入れ、炊き上がりまで待つ
⑥炊き上がったらよく混ぜ、ゴマを振りかける
たったこれだけで、豆ごはんの出来上がりです。
好みでゴマを塩ゴマにしたり味の調節をしてください。
まとめ
ここまで豆まきについて書いてきました。
いかがでしたか?
2018年も間もなく豆まきの日!
しかも、今年の2月3日は土曜日なので、家族全員で豆まきができる家庭が多いのではないでしょうか。
楽しく豆まきをしながら、鬼を退治し、福を呼び込んじゃいましょう。