子供がうったえる謎の頭痛やめまいの原因は不思議の国のアリス症候群?!

子供がうったえる謎の頭痛やめまいの原因は不思議の国のアリス症候群?!

ディズニー映画やディズニーランドで昔から愛されてきた『不思議の国のアリス』
実は、この『不思議の国のアリス』という名の病名があること、ご存知でしたか?

今回は、私の娘がこの病気になった時の経過を含め、不思議の国のアリス症候群について書いていきます。




目次

1.不思議の国のアリスってどんなお話だっけ?
2.作者も不思議のアリス症候群だった?
3.不思議の国のアリス症候群って?
4.不思議の国のアリス症候群の症状
5.不思議の国のアリス症候群の原因
6.不思議の国のアリス症候群の好発年齢
7.不思議の国のアリス症候群の予防方法
8.不思議の国のアリス症候群の改善方法
9.不思議の国のアリス症候群の診断方法
10.何科を受診すればいいの?
11.我が家の不思議の国のアリスちゃん
12.まとめ

不思議の国のアリスってどんなお話だっけ?

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児童小説としてイギリスの作家・ルイス・キャロルが生み出した大人気物語。
皆さんがより親しみを持つディズニーのアリスは1951年にアニメを制作したことで小説が苦手な方でも楽しめる映画を作り出しました。
アリスが不思議な世界に迷い込み、自分の体が大きくなったり小さくなったり、トランプの兵隊に追いかけられたりと、不思議な物語ですよね。
この不思議な世界と、アリスの直向きな姿、可愛らしさが、世界中で愛される理由かもしれません。

作者も不思議のアリス症候群だった?

不思議の国のアリスは、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で書いたと言われています。(Wiki参照)
実はこの作者、不思議の国のアリス症候群だったのではないか、と言われているのです。
1955年に精神科医ジョン・トッドがこの病気を発見しますが、症状がアリスの世界観そのものだったことからこんな不思議な名前の病名がつけられたということです。

不思議の国のアリス症候群って?

不思議の国のアリスと聞いて皆さんは、ディズニーや映画、本などを連想しますよね。
私も自分の子供が診断されるまでは、こんな病気があることを知りませんでした。

不思議の国のアリス症候群とは、何の異常もないのに幻覚や片頭痛、めまいなどの症状が現れる病気です。
様々な検査をしても原因が分からず、子供も親も途方に暮れてしまう場合もあるのだとか…。
異常はないのに、幻覚や片頭痛、めまいが続くのは怖いことですよね。

不思議の国のアリス症候群の症状

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不思議の国のアリス症候群(以下アリス症候群)の症状には様々な症状が現れます。

・数分~数時間続くめまい
・数分~数時間続く片頭痛
・大きなものが小さく見える(小視症)
・小さなものが大きく見える(大視症)
・人や物が歪んで見える(変視症)
・時計が早く回る
・壁が迫ってくるように見える
・人の顔色が緑色に見える

などなど
症状は多岐にわたり、中には、片頭痛のあとにめまいや物が歪んで見えるという子供もいるようです。
こんな不思議な症状を子供がうったえてきても、なかなか受け入れてあげられない人も多いですよね。
私も始めは嘘をついているのか?と思いました。

不思議の国のアリス症候群の原因

アリス症候群は、主に幼児期の子供に多い症候群で、一過性の事が多く気が付くと症状が消えているということが多いようです。
その原因ですが、EB(エプスタイン・バー)ウイルス感染症が原因の中核神経の炎症ではないかと言われています。
また、てんかんも似た症状が現れることがあるので、脳波測定をしてもらい、てんかんの有無も確認してもらいましょう。

大人になっても症状が続く場合や、長期間症状がなくならない場合は、統合失調症やうつ病の前兆である場合があります。
成人の場合は、片頭痛が原因のこともあるので、自分の症状がどんなものなのか、しっかり確認をする必要がありそうです。

不思議の国のアリス症候群の好発年齢

アリス症候群は、4才~5才の幼児期から12才、13才程度の思春期くらいまでの子供に好発します。
数日で症状がなくなることもあるし、数か月続く場合もあるようです。

不思議の国のアリス症候群の予防方法

アリス症候群の予防方法は、ありません。
子供のうったえを聞きながらも、過敏に反応しすぎず、子供の成長の過程だと考えてあげることが良いようです。

不思議の国のアリス症候群の改善方法

アリス症候群を患っている方は、目の異常と考え、眼科を受診する方が多くいます。
しかし、眼科では原因が分からず、途方にくれてしまう方もいますが、眼科、耳鼻科で診断がつかなかった場合は
EBウイルスやてんかん、片頭痛の対処療法で症状が軽減することがあります。
幼児期の場合には、数日~数か月で症状がなくなる場合もあるので、様子をみるというのも一つの手です。
しかし、物が歪んだりめまい、頭痛がするのは、不快ですよね。

不思議の国のアリス症候群の診断方法

アリス症候群の診断方法は、様々な検査の結果、何の異常もない場合に付けられる病名です。
脳神経系では、脳波、MRI、CT、レントゲン
耳鼻科では、耳の中の異常(内耳、外耳の異常)
小児科・内科では、血圧の異常(起立性調節障害、自律神経障害でない)
等の検査を受けても症状に見合った病変がない場合に付けられる場合があるようです。

子供が苦しんでいる姿を見ていると、早く病気を発見してもらいたいですが、段階を踏んで病気を発見する必要があるようです。

何科を受診すればいいの?

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まずは、お近くの小児科を受診しましょう。
そこから、一番怖い脳の病気でないか確認をするため、脳外や神経内科
その後は、耳鼻科などで原因が突き止められない場合には、『精神科』や『メンタルクリニック』の受診をオススメします。
なかなか、精神科やメンタルクリニックの予約が取れない場合は、『小児総合診療』を受診するのも良いでしょう。

ただし、大きな病院は、紹介状がないと受診できなかったり、別途料金を請求される場合があります。

まずは、近くの小児科で病状の相談をして、必要に応じて紹介状を書いてもらいましょう。

我が家の不思議の国のアリスちゃん

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我が家では、ホットな話題なのですが、昨日、娘が不思議の国のアリス症候群だと診断されました。

まずは、病態の現れた時期から書くと…
5年前:側頭葉複雑部分発作(てんかん)と診断され治療を受ける(知的障害の診断もうける)
1年前:知的な遅れを取り戻すため、〇文を始める
数か月前:片頭痛と、めまい、人や物が歪んで見えだす

ということで、症状が現れてすぐに、病院でMRI、CT、レントゲン、脳波検査をするも原因が特定できず、
耳鼻科を受診することに。
耳鼻科では、内耳、外耳の検査をうけるも、やはり、原因が特定されず…
自律神経障害の専門病院で、検査を受けるも、やはり原因不明…。

もうどうすることもできないのかと、思っていた日に、テレビで、総合診療科というものがあることを知り、すぐに紹介状を書いていただき受診。
(嫌な顔一つせず紹介状を書いてくださった先生には感謝です。)

そこで、不思議の国のアリス症候群であると診断されましたが、おそらく、〇文がストレスだったのではないかっと…。
確かに、〇文を始めたとたんに、始まった症状なので、このストレスに気づいてあげられず、母親失格だぁっと反省しています。

今後は、精神科・メンタルクリニックで症状の軽減に向けた治療を開始します。
1日も早く症状が少しでも軽減できるよう、サポートをしていくつもりです。

まとめ

今回は、不思議の国のアリス症候群についてまとめてみました。
子供が、フッとした瞬間に訴える謎の症状は、アリス症候群の可能性があります。
『嘘じゃないのぉ?』
『そんなわけないでしょう!』

と、大人には理解できない症状に受け入れるのに時間がかかるかもしれませんが、辛いのは患者です。
少しだけ、寄り添ってあげることで、症状の軽減につながることもあるんだとか!

子供の戯言と、一蹴はしないであげてくださいね!!


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