大腸菌 腹痛 女性

気を付けたい大腸菌の症状と治療法、対策を夏終盤にもう一度確認!!!

先日我が子が、大腸菌感染症になり大変な下痢を経験しました!
同じ環境で同じ食事を食べているのに、なぜか発症したのは子供だけで不思議でしたが、本当に大変な症状でした。
今回は、そんな大腸菌についての治療法と対策を経験談からお話しようと思います。
また、家庭でできる対策を夏終盤にもう一度確認します。




目次

1.大腸菌は誰にでも起きる病気!
2.大腸菌が住んでいる場所
3.大腸菌の主な種類
4.大腸菌感染症の症状
5.入院治療が必要な状態
6.家庭で治療が可能な状態
7.家庭での感染経路
8.特に注意が必要なもの
9.家庭でできる大腸菌対策
10.まとめ

大腸菌は誰にでも起きる病気!

梅雨時期から夏の間、発生しやすい大腸菌感染症。
私は、『大腸菌に感染するのは海外やユッケだけ』だと思っていました。
しかし、実は、大腸菌感染症は誰にでも起きる可能性のある病気なのです。
私自身も自分の家族が大腸菌に感染したことで実感しました。
そこで、今回は、我が家が経験した大腸菌について実体験も踏まえて書いていきます。

大腸菌が住んでいる場所

肉
大腸菌が主に住んでいる場所は、

・牛、羊、豚など家畜の大腸
・生肉
・汚い水の中
・土の中

など、様々!
でも、多くの大腸菌は空気中を漂いながら生きる事はできません。

大腸菌の主な種類

実は、大腸菌は環境中にもたくさん生息していて、人間の腸の中にも大腸菌は生息しています。
大腸菌の多くは感染しても無症状ですが、5つほど感染すると下痢症状などを引き起こす大腸菌があります。

①腸管病原性大腸菌(EPEC)
EPECが小腸に入ると、小腸の壁にいかりを下ろした様な状態にへばりつき腸の表面にある微絨毛を壊して下痢を起こします。
2才以下の子供に感染者が多くいるのも特徴です。
潜伏期間:多くが半日~1日程度
治療期間:1週間程度で成人の場合は2~3日
症状:下痢(粘液便や水様便)、倦怠感、微熱

②腸管組織侵入性大腸菌(EIEC)
大腸や直腸に潰瘍性の炎症を起こす大腸菌。
集団発生をした例もあります。
潜伏期間:半日~5日
治療期間:2~3日
症状:発熱、吐き気、嘔吐、けいれん、悪寒、頭痛、下痢(血便、粘液便、膿まじりの便)

③腸管毒素性大腸菌(ETEC)
東南アジアやアフリカなどの旅行者に多い大腸菌です。
海外での生野菜や果物からの感染例もあるので海外での食事は特に注意が必要です。
潜伏期間:8時間~72時間
治療期間3日~10日
症状;下痢(水様便、米のとぎ汁のような便)、腹痛、嘔吐

④腸管出血性大腸菌
大腸に定着するとベロ毒素という強い毒を出し下痢などの症状を引き越します。
死者数が最も多い大腸菌で、O157、O26、O111、O121などが腸管出血性大腸菌にあたります。
潜伏期間:3日~5日
治療期間:平均8日ですが、一部の患者は重症化し腎臓障害を引き起こしたり死亡する例も高い大腸菌です。
症状:下痢(水様便から翌日には血便になることが多い)、微熱

⑤腸管疑集接着性大腸菌
南米やアフリカなどの発展途上国の乳幼児に多い大腸菌です。
しかし、日本国内でも発症例が報告されている大腸菌です。
潜伏期間:7時間~2日
治療期間:3日~7日
症状:下痢(粘液便、水様便、血便、緑色の便)、腹痛、嘔吐、発熱

大腸菌感染症の症状

赤ちゃん おむつ
大腸菌感染症の種類によっても違う症状!
ただどの大腸菌も主に『下痢』が主症状になります。
この下痢も、ただの下痢だけではなく、

・水が出るような下痢『水下痢(水様便)』
・ネバネバとした様な下痢『粘液便』
・血液が便に混じる『血便』
・便に様々な色がつく『白や緑』

様々な下痢の症状があります。
さらに、発熱、腹痛、頭痛、倦怠感などの症状が現れることもあります。

入院治療が必要な状態

大腸菌感染症のうち、乳幼児や高齢者が感染すると脱水状態になってしまいます。
成人の場合は、自宅で安静にしていれば治るものも、乳幼児や高齢者では対処療法の入院治療が必要になることがあります。
特に、注意が必要なのが

・6時間以上おしっこが出ない
・水分をとれない
・意識がない
・けいれんしている
・ぐったりしている

などの状態は、早急に医師の診察を受けてください。
時には入院治療が必要になる場合もあります。

家庭で治療が可能な状態

大腸菌に感染したからと言って、必ず入院が必要ではありません。
軽い下痢症状や水分を自分で摂取できる状態であれば自宅での治療が可能です。

家庭での感染経路

大腸菌の多くは、海外渡航先での感染や生肉や生水の摂取などによって感染します。
しかし、時には、家庭で大腸菌に感染する可能性もあるのです。
家庭でもっとも多い感染経路は、
『生肉』
この生肉をまな板などで切った後、そのまな板のまま生サラダを作ってしまうとサラダから感染します。
他にも、大腸菌感染者の排泄物などから感染する可能性もあります。

特に注意が必要なもの

トイレ ばい菌
大腸菌感染症で特に注意が必要なのは

・生肉(十分に火を通せば大腸菌の多くは死滅します)
・まな板(生肉を切ったりしたら必ず熱湯消毒やアルコール消毒を行いましょう。)
・トイレ(トイレの便座のフタは閉めておく)
・手洗い(トイレ後など手に排泄物がついている場合があります。十分に手洗いをしましょう。)
・海外では(生水やサラダなどを口にしないようにする)

家庭でできる大腸菌対策

家庭で、大腸菌対策を行うのに最も重要なのは、あまり過敏になりすぎないことです。
特に注意が必要な『生肉』や『生サラダ』を作るときは、消毒や加熱、十分な水洗いなどが必要です。
しかし、あまり過敏になりすぎると体に必要な菌まで殺してしまう可能性があります。

まとめ

今回は大腸菌についてまとめてみました!
我が子は、毒素原性大腸菌(ETEC)に感染してしまいました。
感染経路は不明で、毎日同じ食事をしている家族に症状は現れなかったため体調も良くなかったのだろうということでした。
しかし、なかなか治らない粘液便と腹痛に苦しめられましたが、10日ほど整腸剤を飲みながら自宅で静養して過ごしました。
まだまだ、暑い日が続く2018年の夏、皆さんも大腸菌に気を付けて楽しい夏を満喫してください。


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