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夫が患った病「ガマ種」!支える家族と治療法の選択の実話…

2018年の年末、いつもの夫の顔になんだか違和感を感じた私。
日がたつにつれドンドン腫れてくる夫の顔に恐怖した日々の体験記とともにあまり知られていない『ガマ種』についてまとめていきます。




目次

1.我が家の夫の顔が腫れた!!
2.年明けに行った耳鼻科で…
3.大学病院を紹介され受診すると
4.受けた検査は…
5.結果から言えること…手術を勧められる
6.ガマ種とは
7.『手術だけは絶対に嫌だ』とごねる夫…治療法を模索
8.名医を発見治療法は抗がん剤の注射!
9.実際に抗がん剤局所注射治療を受けてみて
10.現在の状況は…
11.まとめ
12.追記(5月6日)

我が家の夫の顔が腫れた!!

男性あご
2018年年末、決して痩せている方ではない私の旦那のアゴが腫れている事に私が気づきました。
始めは、「少し顔がむくんでいるのかな?」程度で気にもしなかったのですが、翌日、夫の顔を見ると、やはり左アゴだけ腫れている…。
本人に腫れている事を伝え、痛みはないのか、違和感はないのか確認をするも自覚症状は全くなしというので、ネットサーフィン開始!
検索キーワードは『アゴ 腫れ 痛みなし』
で検索すると、『顎下腺腫瘍(アゴのがん)』や『リンパ腫』など怖い病気ばかり出てくる(汗)
ということで、次に検索したのが『アゴ 腫れ 病院』
で検索すると、多くの方が、『耳鼻咽喉科』を受診していることが分かり2019年年明けに病院を受診することを決意!

年明けに行った耳鼻科で…

我が家の近くには、耳鼻咽喉科はなく、総合病院にある「耳鼻科」を受診しました。
この耳鼻科で、触診の結果『問題ないと思うけど、心配ならエコー撮ってみる?』と言われたので、即答でエコーをお願いしました。
そして、エコーの結果
『唾液腺にできた腫瘤ではないが、何かしらの腫瘤があるので、大学病院へ行ってください!』と言われ、私も夫もパニック状態。
『腫瘤』ってなんですか?と先生に詰め寄ると…

腫瘤…原因不明の何らかの出来物
腫瘍…ガン

と明確な説明をしていただき、ちょっと落ち着いたけど、『ガン』の可能性もあるといわれ、この日から眠れない日が続く…。

大学病院を紹介され受診すると

早速、総合病院で大学病院の紹介状を頂き、翌週、大学病院を受診!
多くの患者さんであふれかえったロビーで、4時間待ち、やっと診察。
触診、問診の結果先生からは
『患部は柔らかく、なめらかなので悪いガンの可能性は低いけど、念のためCT、MRIを撮りましょう』ということで
CT、MRIの検査の予約をしてこの日は終了!!

受けた検査は…

mri
夫が、今回の件で受けた検査は、

エコー
CT
MRI(造影MRIを勧められましたが、夫は蕁麻疹が激しく単純MRIを受けることに)
血液検査

を受けました。
男性って血液検査とか弱い方が多く、夫も血液検査後顔色が青ざめてしまい、処置室のベットで30分ほど休ませてもらいました。

結果から言えること…手術を勧められる

検査を受けてから1週間、結果を聞くために大学病院を受診。
10時に予約したのですが、結局診察が受けられたのは、11時…。
本当にみんな色々な病気で苦しんでいるんだなっと改めて医師不足の現実を目の当たりにしました。

そして、夫のあごの結果は

『ガマ種』で間違いないと思うけど、手術でとってみたら『ガンだった』という事例もあるので、早めにとることを勧められました。

ガマ種とは

カエル
ここで、ガマ種について書いていきます。
ガマ種は、唾液腺で作られた唾液が何らかの理由で口の中やアゴにたまってしまう状態。
一般的には、口の中ベロの下などが腫れる方が多い中で、時折、アゴが腫れてしまう人もいるんだとか。
『ガマ種』の名前は、見た目がカエルの喉の袋に似ていることから『ガマ種』と呼ばれ、ラヌラと呼ぶ先生もいます。
症状は、痛みは、違和感などはないものの、口の中にガマ種ができると、食事の時などに気が付くことが多いようです。

『手術だけは絶対に嫌だ』とごねる夫…治療法を模索

注射で倒れそうになるヘタレ夫なので、結果を聞き終わるころには、
『手術をしない方法はないんですかぁぁ???』と医師を問い詰める夫…。
一緒に結果を聞きに行った私は、顔から火が出るほど恥ずかしかったのですが、先生からは
『うちの病院では手術を進めているけど、もしかしたら注射で治療している先生がいるかもね!』とアドバイスをいただき帰宅後再度ネットサーフィンすることに!
私が調べた限りガマ種の治療法はいくつかありました。

・開腹手術

首とアゴの当たりから切開し、腫れてしまったのう胞を取り出す手術。(大学病院で進められた手術)
唾液腺を取ってしまうので、再発のリスクはないが、手術の後遺症が出る可能性がある。

・口の中から手術

こちらは、同じ手術でも、口の中から行う手術で、傷跡が残らない事がメリット。

・注射器で貯まった液を吸入

注射器で、貯まった液を抜き取る治療法。
再発率が高く、最近はあまり行われていない治療法。

・OK-432(ピシバニール)注射

抗がん剤としても使われるピシバニール。
このピシバニールを注射器で貯まった液を吸入後、同量を注入することで患部に炎症を起こさせ治す治療法。
ピシバニールは、溶連菌の乾燥菌にペニシリンを入れた薬のため、ペニシリンアレルギーのある方は受けられない治療法です。

名医を発見治療法は抗がん剤の注射!

名医
ここまで調べて夫にどの治療法がいいか聞いてみると、『ピシバニール注入』だというので、次は病院探し。
どんなにいい治療法でも、良い先生の元で治療を受けたいので、とことん調べつくしました。
そこで、分かったのが、私たちが住む関東でピシバニールの治療を行ってくれている病院は、埼玉県越谷市の『かみむら歯科矯正歯科クリニック』さんだけだということ。
早速、病院へ病状を報告し予約を取り、抗がん剤を注入しに行く日がきてしまいました。

実際に抗がん剤局所注射治療を受けてみて

当日は、特に食事制限等なく、予約した時間にクリニックを受診。
注射の同意書にサインをしてすぐに治療開始。
まずは、麻酔をあごに注入!
夫曰く、麻酔をする注射が痛かったって…(それくらい我慢しろよ。)
麻酔後、ガマ種の内容物を注射器で吸い取ると、黄色の液体が(◎_◎;)
この黄色い液体、唾液がたまった液体なのに、粘着性でスライムの様でした。

その後、抜き取った液体と同量のピシバニールをアゴに注入!
麻酔が効いているのか痛みは一切なく、治療終了!

局部でも麻酔をするというので、私が車で送り迎えをしましたが、そんなこと必要ないくらい元気満々の夫!
しかも、アゴの腫れが若干引いて『治っちゃった』って喜んでいました。
が、彼はこれからピシバニールの副作用に苦しむことになるのです。

現在の状況は…

注射器と薬
ピシバニールを打った当日は、とっても元気だった夫。
翌日の朝少しアゴが痛い程度で、元気だった夫でしたが、仕事へ行ってお昼の時間を過ぎたころ
会社から電話があり、熱が39.6度あり、寒気と倦怠感で動けずにいるというので、会社まで車で迎えに行くことに…(小学生かよ…(-_-メ))
迎えに行くと、真っ青な顔とメチャクチャ腫れたアゴ、さすがに私もびっくりしましたが、ピシバニールを打つと熱や患部の腫れ、痛みが出ると聞いていたので、この日は自宅で安静に。
注射後2日目、熱は38度くらいまで落ち着き、悪寒も倦怠感もなし!
主治医からは2日目に状態をメールで報告するため、昨日の発熱の事、今のあごの腫れ、さらに、実はピシバニールを打った翌日娘がインフルエンザA型だと診察されたことを報告!
するとすぐに先生から返信があり
『ピシバニールを打った後39度の熱が出るのは過去に経験がないので、熱が下がらなければインフルエンザの可能性もあるので内科を受診してください』ということでした。
しかし、さらに翌日には、熱も平熱まで落ち着き、インフルエンザではなかったのかも…。
ピシバニールを打ってから5日たちましたが、まだ少し腫れた感じはあるものの、日常生活に支障はなくなりました。

まとめ

今回は、『ガマ種』の発見から治療方法についてまで我が家で起きたすべてを書きました。
同じガマ種で治療方法をお探しの方はぜひ、参考になさって下さい。
ただ、今回我が家が打ったピシバニールは、歯科では保険適用外になってしまうので、1度の注射で1万円以上の治療費がかかります。
それでも、安心して適切な治療を受けたいので、我が家はピシバニールを選択しました。
中には、再発を繰り返した方が、ピシバニールを1度注入して治った方や、ピシバニールを何度打っても再発してしまう手術を受けた方。
最初から手術を選択する方様々ですが、家庭や治療を受ける患者に合った治療法を選択したいですよね。

追記

その後の夫の病状ですが、1カ月後の3月後半には、また同じ部位が腫れだしたので、再度、同じ病院でピシバニールを注射。
2度目の方が、副作用が強く、40度越えの高熱、悪寒、注射した部位の激しい痛みがあったものの、すべての副作用は1週間ほどでなくなり、現在は、腫れが完全に引き完治したと思われる状態にあるようです。
ガマ種で悩んでいる方はぜひ、参考にしてみてください。


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