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放課後デイって何?どんな事ができるの?実際に通ってみた感想!!

最近、増えてきた放課後デイサービス、皆さんは見たり聞いたりしたことありませんか?
知的障害や発達障害、情緒不安など様々な問題、リスク、困難を抱えた子供が通える施設なのです。
が、実際のところ、どんなことをしていて、どんなサポートがあるのか、また、どんな施設があるのかまで知らない方がほとんどだと思います。
そこで、今回は、実際に放課後デイに通ってみた感想を踏まえ、放課後デイについて掘り下げていきます。




目次

1.放課後デイサービスって何?
2.どんな子が通えるの?
3.通える子の年齢制限はある?
4.通える日数はどうやって決まる?
5.サービス内容にはどんなものがあるの?
6.放課後デイサービスを利用したい方は…
7.放課後デイサービスの探し方や選び方
8.悪い放課後デイの特徴
9.良い放課後デイの特徴
10.放課後デイにかかる料金
11.働いているスタッフはこんな人が多い!!
12.放課後デイでできること、できないこと一覧
13.放課後デイに通った感想
14.大切な子供を預けるから施設選びは慎重に!!
15.まとめ

放課後デイサービスって何?

放課後デイ
放課後デイサービスは、「知的障害」「発達障害」「情緒問題」など様々な障害をもつお子さんが発達の特性に合わせて利用することができる福祉サービスです。
多くの施設で、小中高等学校の放課後に利用することから、「放課後デイサービス」と呼ばれています。
が、施設によっては、学校が長期休みに入る春、夏、冬休みに利用することもできる施設もあるんです。
通常級の子が通う学童と似ていることから『障害児の学童』と呼ばれることもあるサービスです。

どんな子が通えるの?

放課後デイに通える子にはいくつかの条件があります。

①就学児

小学校、中学校、高等学校に通っている就学児で学校に通っている子が利用できます。
ただし、学校には在籍しているものの、不登校などの場合には、放課後デイのみ利用は可能です。

②なんらかの障害がある子

障害と一言で言っても様々な障害がありますよね。
・身体的障害
・知的障害
・情緒不安
・発達障害
・対人不安
など、色々な障害を抱えた子が通えます。
しかし、放課後デイに通うためには地方自治体で放課後デイの必要性が認められた児童のみが通えます。
この認められるための要件の中に、「障害手帳の給付」のほか、「医師の診断書」があれば通えたりと、多くの子供が通えるよう工夫されています。

③親の所得や共働き、お母さんが専業主婦でも通える?

所得や両親の共働きなど親の就労の有無などは問われません。
つまり、専業主婦のご家庭でも共働きのご家庭の児童でも通うことができます。

通える子の年齢制限はある?

子供たち
基本的に、放課後デイサービスに通える子の対象年齢は、
小学1年生~高等学校3年生までが対象になります。
通っている学校やクラスによって通えないということもありません。
通常級に在籍している子も、通級に通っている子も、支援級、特別支援学校に通っている子も、サービスの必要性があれば通うことができるのです。

通える日数はどうやって決まる?

しかし、放課後デイは、毎日通えるわけではありません。
対象児童の障害の度合いによって、月に何日通えるか、地方自治体の担当者が決定します。
残念ながらここで保護者の仕事の都合などは配慮されず、あくまで子供に必要なサービスの量を決定するようです。

サービス内容にはどんなものがあるの?

知育
放課後デイのサービスは多岐にわたります。

・学校の宿題を含む学習の場の提供

多くの放課後デイで行われている取り組みで、子供の自主性を尊重しながら学校の宿題や課題に取り組む時間を取ります。
放課後デイの先生が保護者に変わって宿題のお手伝いをしたり、宿題に取り組むための自主性を引き出したりとその子に合わせて学習の時間を作ってくれます。

・自立支援

日常生活の充実のために必要な自立支援も行ってくれます。
障害の度合いに合わせたサービスを行い、トイレの補助や使い方の指導
日常生活で必要な人とのかかわり方
など、障害児の高等学校卒業後の自立の支援につながるサービスをおこなっています。

・創作活動

楽しみの一つで、創作活動も行っています。
我が子が通う放課後デイでは、毎月イベントが行われ、うちわづくり、スノードーム作りなど子供の興味のそそる創作活動を行ってくれます。

・地域交流

地域の方々との交流の機会を提供してくれるサービスもあります。
ゴミ拾いや、公園での草むしりなど、地域の一員であることを子供たちが自覚し、地域のみんなで遊具や道路、施設を大切にするという気持ちを育んでくれます。

・余暇時間(よかじかん)

子供たちがそれぞれ自分の自由に使える時間も提供してくれます。
友達と遊んだり、先生とお話したり、一人で本を読んだり、ボーとしたりと過ごし方は様々。
集団行動が求められる学校ではできない活動ですね。

放課後デイサービスを利用したい方は…

今、放課後デイを使いたいと思っている方、実は結構いるんですよね、
まずは、お近くの放課後デイや普段の活動に共感できる施設へ問い合わせをしてみてください。
見学や利用相談、お子さんの現在の状況をお聞きしたのちに自治体の福祉窓口で放課後デイの受給者証の申請を行います。

放課後デイサービスの探し方や選び方

放課後デイを選ぶ際に重要になるのが、サービスの内容が障害児に合っているかということ。
では、どのように子供に合う放課後デイを探せばいいのかポイントをご紹介します。

①利用しているお子さんの様子を見る

放課後デイは、最近様々なところにできています。
利用時間は、放課後と決まっていますし、お子さんを連れて見学に行ってもいいでしょう。
その際、すでに利用している子供たちにはどんな障害者の子が多いのか、また、子供たちが楽しく過ごしているかを観察しましょう。

②デイサービスのスタッフと話す

1度見学しただけでは、利用場所を決められないという方は、スタッフと話してみると良いですね。

③施設までの距離は通いやすいか

障害の度合いにもよりますが、一部施設では、自主通学が将来できるようサービスを実施する施設もあります。
また、放課後デイによっては、通っている学校まで迎えにいってくれたり、車で自宅まで送迎してくれたりと様々
通う施設によって、その辺の差があることを考えながら選ぶ必要がありますね。

④決めるのは子供自身

どんなに親が気に入った施設でも、子供自身が通いたくないとなれば通えません。
子供が気に入る場所を選んであげる必要があるようです。

悪い放課後デイの特徴

今度は、これだけは押さえておきたい悪い放課後デイの特徴をまとめていきます。

①挨拶がない

放課後デイに通う子供たちや保護者にも挨拶ができないスタッフが働いているところは避けるべき!
実際に我が子の通う施設でも挨拶のできないスタッフが働きだしたのと同時期に子供がこの放課後デイに通いたがらなくなってしまいました。
結局数か月でこのスタッフはやめてしまいましたが、挨拶は人として基本ですからね。

②いつも施設が汚れている

施設がいつみても汚いところも避ける方が多いみたい。
この時重要なのは外観ではなく、室内の様子。
おもちゃや本が常に散らかっている状態では、子供に十分な学習時間を与えることができませんよね。

③保護者からの悪い口コミ

放課後デイを選ぶときには、すでに通っている子供の様子を見たり、保護者からの口コミも確認しておきましょう。
特に、保護者の口コミは、ある程度信用ができ、とってもリアルです。
実際にあった問題や改善すべき点を胸に秘めた保護者も多くいるので、口コミはたくさん集めるといいですね。

良い放課後デイの特徴

では逆に良い放課後デイはどんなところでしょうか。

①スタッフが明るい

子供たちを見てくれるスタッフが明るいところは、子供たちもとっても楽しい時間を過ごす事ができますよね。
ただ明るいだけでなく、ハキハキとした先生や、善悪をしっかり注意できる先生など先生のタイプも色々な先生がいるところを選ぶといいかもしれません。

②イベントなどを開き地域に開かれている

地域などに開かれている施設も良い施設の特徴です。
イベントや公園などで普通級や地域の方々と交流できる場を大切にしてくれるところほど、子供たちものびのびと活動できている感じがします。

③保護者交流会を開催してくれる

一部放課後デイでは、年に1~2回のペースで、保護者交流会を開催してくれます。
保護者も子供たちが過ごす部屋を見たり、普段どんな活動をしているのか確認ができます。
さらに、障害の有無にかかわらず、進路や進学、就労についてなど保護者同士でさまざまな意見を交換できる場はとっても大事ですよね。

放課後デイにかかる料金

放課後デイにも費用はかかります。
しかし、利用料金は自治体によって決められていて割合として
自治体負担9割り、利用者負担1割りで利用することができます。
月に1回~2回しか利用しない場合には、1回あたり700円~1200円程度で利用できます。
が、月に何度も利用したい方には、上限が設けられていてその上限は年収によって変わります。

・非課税世帯:保護者負担は0円(生活保護・低所得者)
・世帯所得890万円まで:保護者負担は、4,600円
・世帯所得890万円以上:保護者負担は、37,200円

になります。
利用日数と世帯所得によって金額に若干変化があるので、自治体に事前に確認をしておきましょう。

働いているスタッフはこんな人が多い!!

放課後デイで働いているスタッフの方の多くが、看護師さんや介護職、学校の先生など子供にかかわる仕事をしていた方が多いです。
そして、放課後デイには、必ず、「児童発達支援管理責任者」がいます。
「児童発達支援管理責任者」は、障害者施設、特別支援学級に携わり実務要件を満たした人が研修を受けることで取得できる資格です。
実は、この資格を持つ人以外は、多くが放課後デイに関する資格を持っているわけではないんです。
放課後デイは、2012年に制度がスタートし最近注目されてきたものなので、資格を持つ人が少ないのもうなずけます。
ただ、放課後デイで働いているスタッフの多くが、保育士、教員、社会福祉士、介護福祉士などの資格や経験知識がある方が多く働いているので、安心して預ける事ができます。

放課後デイでできること、できないこと一覧

放課後デイサービスでできることとできないことをまとめてみました!

・できること
既に決まっている利用日数内でも施設の利用
イベントなどへの参加
学校や自宅までの送迎(施設によってできる範囲がバラバラ)
車での送迎(施設によって確認が必要)

・できないこと
利用日数を超えてのサービスの利用(追加料金が発生する場合もある)
施設へのお泊り
利用時間外のお預かり

放課後デイに通った感想

施設
我が家では、4年前から放課後デイを娘が利用しています。
娘は、軽度知的障害(WISC3 IQ52、田中ヴィネ式 IQ59)です。(一般的にIQ70以下が軽度知的障害、50以下が中度知的障害と呼ばれています。)
現在は、就労に向けた取り組みに強い施設と、社会で生きていくために必要な力を養ってくれる施設2カ所に1カ月合計15日ほど通っています。
当初通っていた施設は、先生も優しく、みんな穏やかな時間を過ごしていましたが、ただそれだけで、娘は時間を持て余してしまう日が続きました。
その後、入所した施設では、挨拶をしてくれない先生に、施設内で何をしているのか分からないということが続き、やめてしまうことに。
その後、今の施設2つに無事入所することができ、楽しく通っていますが、本当に色々な特色の施設があります。
・遊び中心の施設
・就労に特化した施設
・進路についても真剣に考えてくれる施設
・自立支援に特化した施設

どれも、良い点と悪い点がありますが、子供自身が楽しく通えることが一番だなと感じています。

大切な子供を預けるから施設選びは慎重に!!

1日のうち、数時間とはいえ、大切な子供を預ける施設です。
施設選びは慎重に行う必要があります。
また、施設に通い始めてからも、子供の様子をみて、施設での虐待やいじめなどがないかしっかり親が把握する必要があります。

まとめ

今回は、放課後デイサービスについてまとめてきました。
増えてきているものの、どんな事をするところで、どんな子が通えるのか知らない方はたくさんします。
このような施設を多くの方が知って利用してくださることで、将来を担う子供たちの未来が変わってきます。
子供や保護者に合って、良い放課後デイで、楽しい時間を過ごしてください。


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